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【書籍紹介】作家の道楽

『作家の道楽』
・著:夢枕獏
・KKベストセラーズ、2013年(Amazonリンク

「読みかけの積読本を消化しよう」という自己キャンペーンの末、読了しました(笑)

陰陽師』などで知られる、夢枕先生が趣味としている事柄についてのエッセイ本です。実はわたくし、夢枕先生の作品が大好きで…なので、こういう自伝的な本は「ぜひ買わねば!」と相成ったわけです。

この本では、夢枕先生の趣味である歌舞伎・登山・釣りについての思いが語られています。が、共通しているのは、「道楽は道楽、最終的に自分が突き詰めるのは小説」という点でした。

いいなぁ、こんな多趣味なのに、さらにすごい小説も書けるって……。そう思う本でした。


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[ 2016年02月29日 10:19 ] カテゴリ:創作お役立ち 書籍レビュー | (0) CM(0)

【グッズ紹介】本のサイズにこだわった本収納シリーズ・文庫本版

本棚から本があふれる!
文庫本があふれて止まらなーいー!積読本も溜まる一方!
買った本群を読み切らないうちに、次の本を買っちゃうからね!

そんな読書ライフな自分ですので、本の収納は悩みのタネでもあります。「よく読む本」は、一番手近に置いてある本棚に入れ、定期的に入れ替えして段ボールやプラスチックケースに入れてたのですが…。お気に入りのプラスチックケースが、販売されなくなっちゃったんですよね。こりゃ困った。

というわけで、もっとお手軽で、かつ保存に向いている商品を探していたところ、「本のサイズにこだわった本収納シリーズ」なるものを発見。今回は「文庫本 収納ケース」を1セット(5枚入り)買いました。
とにかく文庫本があふれててしゃーないからね!

現在(13年5月)のお値段だと、約600円。これでプラスチックケース(1個800円くらい)5個分の働きをしれくれるので、お得ですよね。

本を入れてみた感想ですが、たしかに文庫本にピッタリです。とはいえ、完全にピッタリじゃなくて、すこし余裕があるので、出し入れしやすい。あと、ほかの文庫と、微妙にサイズが違う文庫本も入っちゃうのが嬉しいところ。

とりあえず今日は、小説や学術文庫系を入れて終了。
マンガの文庫本分がなくなったので、リピート買いすると思います。オススメ!

[ 2013年05月19日 11:46 ] カテゴリ:紹介 | (0) CM(0)

【書籍紹介】『ファンタジー映画を描きたい! 夢と冒険のストーリー術』

『ファンタジー映画を描きたい! 夢と冒険のストーリー術』
・著:セイブル・ジャック、訳:廣木明子
・フィルムアート社、2005年(Amazon リンク

オビの文句は「想像力を解き放て!」
……とゆー、若干 想像力に自信がなくなってくるアオリですが、内容はとっても濃い本だと思います。まず、まえがきなどに続いて、

Chapter.1 ファンタジーとは何か?
Chapter.2 リサーチから始めよう!
Chapter.3 ストーリーを書く
Chapter.4 多面的なキャラクターを作る
Chapter.5 動物・神秘的な生き物たち
Chapter.6 魔法をちりばめる
Chapter.7 ファンタジーの舞台を探して
Chapter.8 戦闘シーン、あってよし、なくてよし
Chapter.9 宗教というエッセンス
Chapter.10 ファンタジーだって、政治はつきもの
Chapter.11 ロマンス、そして少々のセックス?
Chapter.12 対立を生みだす人々、家族
Chapter.13 独自の言語や呪文を作るなら
Chapter.14 音楽、詩が必要になったら
Chapter.15 悪魔は細部に宿る
Chapter.16 描写は簡潔、明瞭に
Chapter.18 総まとめ

の、18章が読者を待っています。
加えて、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の監督であるアーヴィン・カーシュナー氏などの推薦文なども、物語を作成する上での参考になります。

また、著者だけでなく、ファンタジーの識者からの質疑応答もあり、その答えに「なるほど!」と感心したり笑ったりできます。

各Chapterには「エクササイズ」が付いていることもあり、練習方法を学びたい人にもオススメです。例えば、「Chapter.2 リサーチから始めよう!」では、

これは演習というよりちょっとした楽しみだ。(中略)1、2時間割いて、図書館へ行くかインターネットにアクセスするかして、ファンタジーの参考図書のリス トを作ってほしい。(中略)この章の最初では、あなたはファンタジーのリサーチってどうすればいいのと首をかしげていたのに、今はもう、情報が情報を生んで、まずどこから手をつけるかに迷っているはずだ。」(p.053)

など、具体的にどうするかを簡潔に指示し、その結果どうなるか、このエクササイズの目的は何だったのか、を説明してくれています。

ただ、和訳がちょっとわかりづらい部分も。例えば、「Chapter.4 多面的なキャラクターを作る」において、

心ならずものヒーロー」(p.063)

という単語が登場します。この単語だけを読むと、「ならず者」つまり「手に負えない奴」という印象を受けますね。
し かし、きちんと読むとそうではない。この単語は、「自分の意思とは関係なく、ヒーローにならざるを得ない主人公」という意味なのです。日本でいうと、『新世紀エヴァンゲリオン』 の「碇シンジ」とかがピッタリきそうな感じ。「心ならずも」「ヒーローになった」という意味ですね。かなり苦心して訳されたんだろうと思います。

まぁ外国語を訳すときに難しくなっちゃうのは、仕方がない!きちんと読んで内容を理解すれば、独特の単語の意味も理解できるわけですし。

この本は、言い回し面白い部分もあって、「なるほど、こういうウィットも、ファンタジーには必要なのかもしれない」と思わせてくれます。「Chapter.5 動物・神秘的な生き物たち」内の「琴線に触れる動物」では、

そう、動物の死や怪我を使って――観客に愛される動物が書けていればだが――ティッシュを飛び交させることは可能だ。」(p.102)

と いう一文で、思わず爆笑してしまいました。「泣かせる」じゃなくて「ティッシュを飛び交させる」ですよ、アナタ。漠然と「泣かせる」ことを想定するより も、「ティッシュを使わざるを得なくなる観客」を想定することで、視聴者へのアピールはどうあるべきかをより冷静に考えることができるんではないでしょう か。

この本は、映画の脚本を想定していることもあって、予算を意識した物語作りについてもしばしば言及されています。こういった視点は、 映画脚本だけでなく、普通の小説やマンガにも応用が利くんではないでしょうか。現代の小説やマンガは、いつメディアミックスされてもおかしくないしね!

アニメ化、ドラマ化、そして……。

「ファンタジー映画脚本のメソッド」だけだと思って読まずにいるのは、もったいない! 創作をしている人、そしてプロを目指している人にオススメ!とってもオススメしたい本です。

※書籍からの引用文は、青色の字で示しています。

[ 2013年02月07日 07:19 ] カテゴリ:創作お役立ち 書籍レビュー | CM(0)

【書籍紹介】新訂 孫子

『新訂 孫子』(岩波文庫 青207-1)
・訳注:金谷治
・岩波書店、2000年(Amazon リンク

古代中国の兵法書といえば、コレ!ですよね。
『孫子』13篇の、原文(漢文)・読み下し文・現代語訳の3つを、各段ごとに対照し、さらに注もついています。

底本は、原文のメインを『宋本十一家注孫子』、そこに、

・宋本『武経七書』
・平津館本『魏武注孫子』(清・孫星衍)
・岱南閣本『十家注孫子』(清・孫星衍)
・『古文孫子』(仙台藩・桜田景迪)

での対校し、さらに「銀雀山漢墓竹簡・孫子兵法」など、もろもろの『孫子』に関係する文と比べて訂正を加え、「精善なテクストを得ることにつとめた」(p.3)という、その粘り強さに敬意を表さざるを得ない本となっております。

逆に言うと、これは現代の日本の研究者がたどり着いた『孫子』のテキストなわけで。この本の文を安易に使うと、「この時代の『孫子』に足りない字がありまっす!」とか、すんごい細かいツッコミを受けるリスクがないではない。ないだろうけど。ないと信じたい。

『孫子』といえば、日本の戦国時代にも多大な影響を与えていることは、ご存じの方も多いと思います。例えば、武田信玄の「風林火山」とか。これは、この本でいうと、「軍争篇第七」の、

其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山」(p.94)

に登場します。ちなみに「軍争篇」では、「いかに機先を制して利益を得るか」が、説かれています。

ビジネス書とかでは、「この部分はこう解釈して生かせ!」とかありますが、私はこの本を「平和のための本」だと考えています。なぜなら、「謀攻篇 一」では、

百たび戦闘して百たび勝利を得るというのは、最高にすぐれたものではない。戦闘しないで敵兵を屈服させるのが、最高にすぐれたことである。」(p.45-46)

という一文があります。ここに『孫子』の言いたいことがあるのではないかと思います。つまりは、

「戦争しないのが一番いい!」

だと。
こういう解釈を、現代を舞台にした小説に取り入れてみたいよね。

キャラA:「孫子の兵法って…戦争をどうやるかって話でしょ?」
キャラB:「違います。孫子の真髄は、『戦争をいかにやらないか』というところにあるのです」

みたいな会話をさせたら、カッコよくね? チョーカッコよくね?

なお、今の会話は、『相棒』の小松右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)の声で再生されています。最近、『相棒』ハマりました。劇場版のDVDほしい。もちろん、メイキング入りの豪華版のやつ。

話が逸れましたが、『孫子』はいい本です。実戦での駆け引きはもちろん、攻めてはいけない土地、スパイの使い方など、「戦い」という事象を普遍的に見据え、どう対処していくかを説いています。

バトル系の創作をするなら、一読しておいて損はないと思います。

※書籍からの引用文は、青色の字で示しています。

 
[ 2013年02月05日 20:04 ] カテゴリ:創作お役立ち 書籍レビュー | CM(0)
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